世界の流れとマクロの歴史

今日の世界の流れ

為替・金利・株価指数・商品・市場の警戒感の実測値。数値の動きと、それが日本株の何と結びつくかを事実として並べています。

株価指数
日経平均株価
7/28時点
62,365
-2,566-3.95%)前営業日比

日本を代表する225銘柄の株価指数。日本株全体の地合い(雰囲気)の目安。

S&P500
7/27時点
7,413pt
+1+0.02%)前営業日比

米国を代表する500銘柄の株価指数。世界の投資家のリスク選好(強気か慎重か)の目安で、翌営業日の日本株の地合いにも波及しやすい。

為替
ドル円
7/24時点
163.71
-0.09-0.05%)前営業日比

1ドルが何円か。数値の上昇=円安は、輸出企業の採算にはプラス方向・輸入コストや内需にはマイナス方向という両面がある。

関連する業種:輸送用機器電気機器
ドル指数
7/24時点
120.71pt
-0.20-0.16%)前営業日比

主要通貨に対するドルの総合的な強さ(貿易加重)。ドル高局面は新興国や資源市況、円の相対的な位置とも結びつく。

金利
米10年金利
7/24時点
4.69%
-0.02-0.42%)前営業日比

米国の長期金利(10年国債利回り)。上昇は銀行の利ざやには追い風方向・将来利益を重視する成長株の評価には逆風方向とされ、日米金利差を通じて為替とも結びつく。

関連する業種:銀行業その他金融業
商品
WTI原油
7/20時点
84.38ドル/バレル
+0.95+1.14%)前営業日比

米国の代表的な原油価格。上昇は資源・商社には追い風方向・燃料や原材料を使う企業(電力・ガス・化学・運輸)にはコスト増の方向という両面がある。

関連する業種:電気・ガス業化学海運業
市場の警戒感
VIX(恐怖指数)
7/27時点
18.67pt
+0.09+0.48%)前営業日比

米国株の予想変動率から算出される警戒感の目安。数値が高いほど市場の不安が強いとされ、上昇局面では安全資産(債券・金・円)へ資金が向かいやすいと言われる。

世界の市場の動きを事実として並べた教育目的の情報です。予測・売買推奨ではなく、銘柄の評価(スコア)には用いていません。

市場を動かしてきた主な出来事

金融政策・規制・地政学・景気などの構造的な出来事を、運営が選んで事実として並べています。

  1. 金融政策2024年7月31日
    日銀が追加利上げ(政策金利0.25%程度へ)

    日本銀行が政策金利を0.25%程度へ引き上げた。3月のマイナス金利解除に続く追加の利上げで、『金利のある世界』への移行が一歩進んだ局面。

    関連する業種:銀行業その他金融業
  2. 金融政策2024年3月19日
    日銀がマイナス金利政策を解除(17年ぶりの利上げ)

    日本銀行がマイナス金利政策とイールドカーブ・コントロールを終了し、17年ぶりに利上げした。長く続いた大規模緩和からの転換点。

    関連する業種:銀行業その他金融業
  3. 金融政策2022年3月16日
    米FRBがゼロ金利を解除し利上げを開始

    世界的なインフレを背景に、米連邦準備制度(FRB)がゼロ金利政策を解除して利上げを開始。以降、記録的なペースで政策金利を引き上げた。米長期金利や為替(ドル円)の動きの起点。

    関連する業種:銀行業

市場の背景にある出来事を運営が選んで事実として並べた教育目的の情報です。予測・売買推奨ではなく、銘柄の評価(スコア)には用いていません。

マクロの歴史と投資ファクター

株価は会社の中身だけでなく、金利などのマクロ環境で大きく流れが変わります。金融政策・相場史の流れと、 各局面でどの投資ファクターが効いたかを、過去データの実測で並べました。 検証は2021年06月2026年06月

金融緩和・低金利の時代

〜2021年
  • 日銀:マイナス金利+YCCを継続
  • コロナ後の世界的な金融緩和
  • 高PER・成長株に資金が集中

日本銀行はマイナス金利政策とイールドカーブ・コントロール(YCC=長期金利を低く抑える枠組み)を継続。コロナ禍(2020)後は世界的にも大規模な金融緩和が広がり、超低金利マネーが株式に流入しました。金利が低いと将来利益の割引率が下がり、利益がまだ小さくても期待の大きい高PERの成長株が買われやすくなります。相対的に、割安(バリュー)株は出遅れやすい局面でした。

世界的インフレと利上げ

2022〜2023年
  • 米FRBが急速に利上げ(世界的インフレ)
  • 高PER成長株が調整、バリューが相対的に優位
  • 日銀:YCCを段階的に柔軟化

米FRBが記録的なペースで利上げし、世界的なインフレと金利上昇が進みました。割引率の上昇で高PERの成長株が大きく調整する一方、利益や資産に裏付けのある割安(バリュー)株・高配当株が相対的に見直されました。日銀もYCCの運用を段階的に柔軟化し、長期金利の上限を引き上げ。『金利のある世界』への転換点です。

この局面で効いたファクター(小型・年平均の勝ち幅・上位)

金融正常化・金利高止まり

2024年〜
  • 日銀:マイナス金利を解除(2024年3月)
  • 『金利のある世界』へ金融正常化
  • 割安×クオリティの両立が問われる

日銀は2024年3月にマイナス金利政策を解除し、金融正常化に踏み出しました。金利が『ある』前提の相場では、単に安いだけでなく、稼ぐ力(クオリティ)を伴う割安や、実力で業績を上振れさせる会社が問われます。当サービスの実測でも、この局面では保守度・割安・クオリティの重ね合わせが安定して効きました。

この局面で効いたファクター(小型・年平均の勝ち幅・上位)

金利環境は年で区切った近似です(〜2021 低金利/2022〜2023 利上げ/2024〜 高止まり)。史実は一般的な金融史の要約、 効きの数値はコードが計算した過去検証(バックテスト)の実測です。将来の成果を保証するものではなく、売買の推奨でもありません。

本情報は投資判断の参考であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。